常任指揮者 樋本英一
東京藝術大学声楽科及び指揮科卒業。 声楽を畑中良輔氏ほか、指揮を伊藤栄一氏ほかに師事。指揮科在学中に安宅賞受賞。1985年にニューヨーク・カーネギーホールにおける東京 ・ニューヨーク姉妹都市連携25周年記念“シルバーブリッジコンサート”を指揮、ニューヨークタイムズ紙上で高い評価を得た。86年には中国・西安音楽院の招聘により中国を訪問、同大学院オーケストラを指揮。オペラでは副指揮者として多くの公演に参加して研鑽を積み、95年3月「山椒大夫」(小山清茂作曲・初演)を指揮してデビュー。各紙上で好評を博し、以後多くの公演を指揮。合唱では90年東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスに就任、以来同合唱団の定期演奏会を含む多くの公演を指揮し、好評を博す。東響コーラスをはじめアマチュア合唱団の指揮も多い。現在、東京芸術大学、桐朋学園短期大学、各講師。慶應義塾特選塾員。
ボイストレーナー 日原美智子
東京藝術大学音楽部声楽科卒業。アルフレード・トマティス博士が確立したトマティス・メソッド(聴覚と発声の相関関係を明らかにした理論)の音楽カウンセラー。トマティス博士から直に学んだメソッドを基に「パフォーマンスにおける声(音色)の重要性について」の講演活動や、若い演奏家の育成、多分野の演奏家のサウンド調整や合唱団の指導を行なっている。慶應義塾特選塾員。
ピアニスト 小林功
東京藝術大学付属高校、同大学を経て、1981年同大学院修士課程を修了。在学中文化放送音楽賞受賞、芸大定期演奏会、読売新聞新人演奏会などに出演。その後、西ドイツ、国立フライブルグ音楽大学にて、国家演奏家試験合格。帰国後、東京、名古屋ほかでのソロリサイタルや室内楽等で活動を行う傍ら、現在、宇都宮大学教育学部音楽料で指導にあたる。伊達純、アンドレ・マーシャン、エディット・ピヒト・アクセンフェルト諸氏に師事。