日記

Mフェア!

はじめまして、トップテノール1年の南 朔(みなみ さく)です。どうぞよろしくお願いいたします。梅のさわやかな香りが漂うこの頃、皆様におかれましては、ご健勝にお過ごしのことと存じます。
去る2月13日、聖心女子大学構内ホールにてMusic Fair、通称Mフェアを開催いたしました。Mフェアとは、ワグネルの1年生と聖心女子大学グリークラブさんの1年生が合同で毎年行っている小さなコンサートです。今年は、力不足ながら私が指揮者となって練習を進めさせていただきました。拙いながらも、メンバーのみんなの協力を得て密度の濃い練習ができました。
演奏会の幕開け、第一ステージは聖心グリーさんによる単独ステージ。「心の瞳」「青い鳥」の二曲を演奏されました。各パート1〜2人という少人数でありながらも、洗練された発声とピッチの良さで美しい女声合唱を聴かせていただきました。
第二ステージは、われわれワグネルの単独ステージです。「柳河」「酒頌」の二曲を演奏いたしました。両曲とも昨年の新入生演奏会で扱ったものであり、自分たちの成長を確かめる意味で選曲しました。我々147代らしい、堅実な演奏ができたと自負しております。
第三ステージは、両団の合同による混声合唱です。「夢みたものは…」「手まり」を演奏いたしました。どちらも美しいハーモニーの裏に少しの哀愁を漂わせる曲ですが、詩の解釈や詩人についての知識の共有をし、本番では表現力の高い演奏をすることができました。今年はパート練習から力を入れたこともあってか、例年よりもいい演奏だったと先輩方からお褒めの言葉をいただきました。
演奏会は大成功のうちに幕を閉じましたが、両団の1年生にさらなる成長が期待されるきっかけともなりました。末筆ながら、聖心女子大学グリークラブさんとのご縁がこれからも続いていくことを切に願います。