日記

クリスマスコンサート

皆様こんにちは。146代バリトンの髙橋伽徳(たかはしかなり)です。
去るクリスマスイブ、12月24日に、帝国ホテルにて毎年恒例の早稲田大学グリークラブ、通称ワセグリとの合同クリスマスコンサートが開催されました。
先日盛会を収めた144回定期演奏会から一週間あまりを経て、145代での初めての演奏に臨みました。
ワグネル単独ステージでは、例年と同じく「Adeste Fideles」「Santa Claus is Coming to Town」「Joy to the World」を演奏いたしました。今年度は2曲目の曲のリズム感を大幅に見直し、カッチリはめる演奏を心がけ、好評を博したと感じております。
ワセグリ単独ステージでは持ち味のワイルドで団結力のあるサウンドに加え、一人一人の技術もさらにブラッシュアップされているような印象を受け、大変良い刺激を受けました。
そして合同ステージでは「O holy night」「Ride the Chariot」を演奏しました。私は後者の曲で後半部のテナーソロを務めさせていただきました。既存の楽譜通りの大人しい演奏はつまらないと感じ、アレンジを多少加えダイナミックに演奏することを心がけました。
まだ私自身の技術不足があったうえ、早稲田側のソリストとのバランスのとり方がうまくいかず、課題の残る演奏でしたが、ソロの演奏後にロビーからの大喝采を聴き、嬉しく思うと同時に今後も常に楽譜に縛られないよう挑戦していきたいと決意しました。
また多くのOBの方々、さらに女声合唱団の団員達にもお越しいただき、改めて私たちワグネル男声は多くの周りの方々に支えられて活動できている、恵まれた団体であることを自覚しました。
令和2年度、ワグネルはさらなる「クレッシェンド」を目指して活動して参ります。