こんにちは。 バリトン4年の松本康資です。
さて、私たちワグネルは去る3月16日、群馬県みどり市にて「第28回こどものためのコンサート」に出演してきました。今回はその模様をレポートします。
この演奏会の最大の難関は「リハの時間までにホールに集合すること」でした(苦笑)
なんてったって、会場の最寄駅まで東京から3時間近くかかる上に、電車が1時間に1本しか無く逃すと大変なことになりますからね。ということで、一部の団員は前日に群馬入りして翌日の演奏会に備えていました(ちなみに前日入り団員の収容先は筆者の実家だったりします)。また、遅刻しないよう早めの電車で来た団員もいました。
一度ホールについてしまえばこっちのものなので、彼らはリハーサルが始まるまでの時間を悠々と過ごしていました。
途中お弁当休憩をはさみながら慌ただしくリハーサルを終え、いざ本番を迎えました。
第一ステージでは多田武彦作曲の「雨」を演奏しました。
今回演奏させていただいた「笠懸野文化ホール パル」はかなりいい音響のホールで、演奏中は非常に綺麗な和音が響きわたっていました。男声合唱の魅力を存分にお客さんに伝えることができたのではないかと思います。
第二ステージではカレッジソングを演奏しました。
筆者の司会のもと「早慶戦もとい慶早戦の雰囲気を味わってもらう」ことをコンセプトに進行しました。個人的には非常に緊張したステージになりましたが、お客さんの反応も上々でした。
第三ステージは「ハーモニーのアラカルト」と題して、この演奏会のために特別に用意した楽曲を披露しました。
開催地近辺で広く唄われている民謡「八木節」などの無伴奏曲の後、ピアノ伴奏付きでジブリ作品や卒業シーズンにふさわしいEXILEの「道」など様々な曲を演奏しました。ピアノ伴奏には地元出身の慶應生をお迎えしました。
バラエティ豊かな曲目で多くのお客さんに楽しんで頂けたようです。特に「こどものためのコンサート」という名前の通りちいさなこどもさんも多数来場していましたが、その子たちが演奏中に楽しくしている姿がステージ上から望むことができました。
また、ロビーストームを開催したところ非常に多くの方に聴いて頂くなど、好評のまま無事終了することができました。
終演後は現地解散でした。一部の団員は再び宿泊して、翌日帰宅の途につきました。
実は筆者はこのコンサートの取りまとめをやっておりました。というのも、コンサートの開催地は筆者の地元なのです。なので、コンサートの内容も地元を意識した要素が散りばめられていました。
個人的な話になってしまいますが、地元でワグネルの演奏会を開くことができ、更に多くのお客さんに満足して頂けて嬉しい限りです。
今回の演奏会は現4年生が執行代となって初めての大きいコンサートでした。一応これで一区切りつき、今後は主に東京六大学合唱連盟定期演奏会(六連)に向けて練習していきます。一つ一つの演奏機会を大切にしながらこれからも活動して行きたいと考えておりますので、これからも応援よろしくお願いします。