厳しい暑さが続く季節となりました。146代東西四連マネージャーの直井瑠汰と申します。
去る6月22日に盛会のうちに終演を迎えました、第68回東西四大学合同演奏会について記してまいります。
単独ステージでは、今回男声版委嘱初演となりました、竹久夢二・作詞、森田花央里・作曲、男声合唱組曲『青い小径』を、指揮雨森文也、ピアノ平林知子で演奏いたしました。
また合同ステージでは、鶴見正夫・作詞、荻久保和明・作曲、男声合唱組曲『IN TERRA PAX』を、指揮・荻久保和明、ピアノ・中島剛で演奏いたしました。
六連から時間もあまりない中で、単独ステージの練習、合同ステージの練習に全力で取り組んでまいりました。
特に単独ステージに関しましては、委嘱曲ということもあり、元々の混声版とは異なるイメージをいかに表現するのかということ、竹久夢二の詩の解釈、ジャズやタンゴのような一面のある曲調の表現など、いくつもの課題に直面しました。
学生練で作り上げたものから、雨森先生がさらに多くを引き出してくださり、平林先生が歌に寄り添い、対話もしてくださったように感じています。
さらに本番の前日にはなりましたが、作曲者である森田先生にもお越しいただき、直接指導いただきました。
合同ステージ練習でも、作曲した荻久保先生からの指導を受けることができ、非常に貴重な経験になったと感じています。直前の東西合同練習と本番当日しか関西の2校との合わせをする時間はありませんでしたが、なんとか良い演奏を作り上げられたかなと思います。
今回、私はワグネルのチケット販売を担当しました。至らない点も多く、ご迷惑をおかけした点も多々あったとは思いますが、ステージ上からお客様を見渡した時の感慨は筆舌に尽くしがたいものでありました。
今後は10月のWAGNER FEST 2019、12月の第144回定期演奏会に向けて、クレッシェンドを続けてまいります。
今後とも当団をよろしくお願いいたします。