この度、143代目責任者に就任いたしました島田莉生と申します。「りお」という女の子のような名前とここ数年では珍しい志木ワグネル出身の責任者と覚えていただければ幸いです。歴代の偉大な責任者が築き上げてきたワグネルを率いていく立場に就くことに大きな責任を感じており、多くの不安が頭をよぎります。これから1年間自分にできることを一所懸命になって取り組みたいと考えております。
私は「責任者」という言葉が好きです。よく多くの体育会、サークルが主将やキャプテンという名前の中、異色だと言われます。リーダーシップというものに正解はありません。最近では「理想の上司」「リーダーとは」という記事や著書を見かけますが、そもそも「好きな人」が人それぞれであるようにそれらも十人十色です。ただ、必ずどんなリーダーも背負うものは共通していると考えます。それが「責任」です。
ワグネルでの責任者の仕事は先生方との繋がり、団員全員との信頼関係、OBの方々とのやり取りなど人一倍の「責任」が伴う仕事です。慎重に丁寧に取り組むことを目標に邁進してまいります。その中でも、私はただ人一倍「責任」と対峙し続けるのではなく、人一倍楽しみながら「責任」と向き合っていきたいと考えております。
最後になりましたが、我々の活動が充実しているのも先生方やOBの皆様をはじめ、関係するすべての方々のご支援のおかげです。皆様への感謝を忘れず、進化した143代目慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団を魅せられるよう励んでまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。