はじめまして。2年トップテノールの横山です。去る6/25(日)、東京都のすみだトリフォニーホールにて第66回東西四大学合唱演奏会が開催されました。
単独ステージでは、高野喜久雄作詩、髙田三郎作曲の『ひたすらな道』を、佐藤正浩先生の指揮と前田勝則先生のピアノで演奏しました。この組曲は過去にワグネルが初演したもので、今回はその再演ということで重圧がありましたが、佐藤先生のご指導の下、今のワグネルだからこそできる『ひたすらな道』を披露できたのではないかと思っています。
合同ステージでは佐藤先生の指揮と前田先生、細見真理子先生による2台ピアノで三善晃編曲の『唱歌の四季』を演奏しました。四季を彩る4曲を演奏後、終曲の「夕焼小焼」ではおよそ200人が整列をあえて崩し、パートもバラバラにステージいっぱいに広がり、熱く歌いました。この曲集はどの曲も日本人であれば耳馴染みのあるものなので、お客様の心に温かく触れることが出来たと感じました。
アンコールでは鈴木輝昭作曲の『満天の感情』より「忘却」を2台ピアノバージョン(初演)で演奏しました。この曲は男女の愛がテーマとなっています。その詩と音楽は決して易しいものではありませんでしたが、だからこそやりがいがありました。4校の力を合わせこの曲を歌い上げられたことをとても誇りに思っています。佐藤先生もいい演奏ができたとご満悦でした。
ストームではメンデルスゾーン作曲の「Trinklied」を演奏しました。この曲は現4年の団員が1年生のときの定期演奏会で演奏した曲であるということで、特に思い入れの強い曲でした。本公演が最後の四連出演となる4年生のためにも精一杯歌いました。
四連はGWに開催される六連が終わってから本格的に練習が始まります。幹事校としての重圧に加え就活や大学の授業などで忙しかった団員もいた中で、約1ヵ月半でより良い演奏を目指して練習してこれたことは、団としての成長に繋がったと感じています。
すでに10月のガラコンサートや11月の定期演奏会に向けた練習がスタートしています。今回の四連で得た経験を活かして、これからの練習に励んでいきたいと思います。
最後になりましたが、ご来場くださった皆様、指導して頂いた先生方、OBの方々に心より御礼申し上げます。今後とも慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団のご支援をよろしくお願い致します。