147代四連マネージャーの松﨑太郎です。我々は去る6月26日に京都コンサートホール大ホールにて第71 回東西四大学合唱演奏会を開催いたしました。
単独ステージでは第1ステージにて作詞:中田浩一郎、作曲:石井歓、男声合唱曲『枯木と太陽の歌』を指揮:佐藤正浩先生、ピアノ:前田勝則先生により演奏いたしました。近年のワグネルでは5月に行われた六連で演奏した男声合唱とピアノのための組曲『ハレー彗星独白』をはじめ、比較的最近に作曲された邦人曲を演奏することが多かったため、1956年に作曲された本組曲を演奏することは我々にとって新しいジャンルとの出会いとなりました。本組曲を通して今までになかった新たな発見があったので、今後も様々なジャンルの楽曲に取り組んでいきたいと思います。
合同ステージでは作詩:堀口大学、作曲:清水脩、男声合唱組曲『月光とピエロ』を指揮:伊東恵司先生により演奏いたしました。六連では合同ステージは取りやめとなってしまったため、全団員にとって初めての合同ステージとなりました。3年ぶりの四連合同にて総勢110名による演奏を披露したことで、このステージを男声合唱の復活の狼煙とすることができたと感じています。またアンコールでは、四連校の連名で信長貴富氏に作曲を、合同ステージ指揮者で詩人としても活動されている伊東恵司氏に作詞を委嘱し、男声合唱曲『響け、彼方へ』を初演いたしました。歌詞には四校にちなんだワードが散りばめられており、今後も四連校で愛唱されていって欲しいと願っております。
新型コロナウィルスの影響により第69回、第70回と2年続けて中止に追い込まれていたため、今回の四連は3年ぶりの開催となりました。そのため多くの団員が他の3校の団員と初対面だったのですが、前日の合同ステージ練習などを通じて交流を深め、四連校の結束を復活させることができたと感じています。来年以降も後輩たちが継承していく東西四大学合唱演奏会をよろしくお願いいたします。