日記

スプリングコンサート2024

皆さま、はじめまして。3年サブ学生指揮者の生野隼人と申します。強まる日差しに夏への移ろいを感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、去る4月7日に日吉キャンパス藤原洋記念ホールにてワグネルファミリー・スプリングコンサートが開催されました。数多くの先輩方、観客の方々に見守っていただく中、私たちは新入生と共に「若き血」「我ぞ覇者」を、上級生によるステージでは、組曲『5つのジュエル』より「Garnet」を、また女声と合同で「鳥よ空へ」、さらに全員合唱で「故郷」を演奏いたしました。

新入生はとても意欲的で、練習にも果敢に取り組みました。決して簡単ではない楽譜と真剣に向き合い、音楽にのめり込んでいく姿に上級生が圧倒されるほどで、練習を重ねるたび目に見えて上達する彼らは非常に頼もしく、今後の活躍がより一層楽しみになりました。本番では練習の成果が存分に発揮され、若々しく、エネルギーに溢れた圧巻の演奏を届けてくれました。演奏後、新入生の表情は達成感に満ちていて、早くも演奏することの喜びや楽しさを実感しているようでした。

昨年、30名近くの新入生が入団したことを受け、今年度も新入生の獲得に全力を尽くし、3年サブ責任者の長峯を中心に様々な試行錯誤をして参りました。体験練習やミニコンサートなど、活動の成果は見事に実を結び、今年度も30名近くの新入生が入団してくれました。数多くの部活動・サークルの中からワグネル男声を選んでくれた新入生には本当に感謝しています。また、熱心に勧誘を行い、多くの新入生を入団に導いてくれた団員の努力を称えたいと思います。

今年度もスプリングコンサートを開催することができたのは、いつも多くの面で私たちにご協力くださる先生方、OBの皆様方、ご来場いただいた観客の皆様方をはじめ、関係するすべての方々のご支援あってのものです。改めて感謝申し上げます。現在、新入生は四連、金の卵コンサート、新入生演奏会と連続する本番に向けて一生懸命練習しています。引き続き、彼らの勇姿を温かく見守っていただけると幸いです。

末筆ではございますが、149代慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団を今後ともよろしくお願いいたします。