こんにちは、149代セカンドの横田と申します。爽やかな秋風を感じる頃となり、実り多い秋を迎えられていることと存じます。8月31日から9月5日の間、私たちは長野県にある高天ヶ原ホテルにて、5泊6日の夏合宿を行いました。このホテルにおける合宿は今回で2度目となります。今回の合宿に際し、開催まで協力してくださった、ホテル様をはじめとした関係者一同へ心よりお礼申し上げます。

1日目、ホテルに到着したのもつかの間、さっそく定期演奏会で演奏する予定の曲の練習が始まりました。夕食までパートごとの練習を行った後に全パートでの合わせを行い、これからの練習に向けて気が引き締まるものとなりました。その後2日目の午後には、永澤先生にお越しいただき、先生のとても端麗なピアノの音色のもと、定期演奏会で歌う予定の別の曲を演奏しました。そして3日目の午前中まで永澤先生とともに練習を行った後、午後には各自山登りをしたり、野球をしたり、部屋でくつろいだりして次の日からの練習に向けてリフレッシュを行いました。その後は定期演奏会で歌う曲の復習を行いました。4日目には、ワグフェスやフォレスタとの合同演奏会など、直近に迫る演奏会で演奏する曲の合わせを中心に行いました。午前中の練習が終わった後にはレクリエーションがあり、団員全員でリレーを行って親睦を深めました。また、夜間の練習後には団員みんなで花火を楽しむ時間もあり、非常に良い思い出となりました。そして、5日目には来年に向けた試みとして、定期演奏会で演奏する曲のうち1つの音取りをサブパートリーダーの3年生が中心となって行いました。普段の練習とはまったく違った視点の指導を受けることができ、一般団員である私にも非常に刺激のあるものとなりました。また、楽典講座も行われ、自分たちが普段何気なく使っている楽譜について、改めて知見を深めることができました。

今回の合宿を通じて、各種演奏会で演奏する曲の課題が見つかるとともに良い演奏を実現するための希望が見え、団員同士の仲も深まり、最高の合宿になったと思います。改めて、今回ご協力いただいたホテル様一同に感謝申し上げます。