ヴォイストレーナー 小貫岩夫
同志社大学神学部卒業後、大阪音楽大学卒業。同志社時代は同志社グリークラブに所属しソリストとして一時代を築いた。
音大在学中の95年「魔笛」タミーノ役に抜擢され、テオ・アダムと共演しデビュー。この成功により翌年、ケムニッツ市立歌劇場(ドイツ)に招聘出演し地元紙より好評を得る。
文化庁オペラ研修所第11期修了。98年度文化庁派遣でミラノへ留学。
帰国後数々のコンクールで優勝・入選し、二期会、新国立劇場を中心に活躍。『鳴神』(市川團十郎演出)、『コジ・ファン・トゥッテ』(宮本亜門演出、文化庁芸術祭大賞受賞)、07/10年二期会「魔笛」タミーノ役(実相寺昭雄演出)、11年佐渡裕プロデュース「こうもり」アルフレード役などで喝采を浴びた。近年は13年から3年連続で二期会のオペレッタの主役や、18年には東京二期会公演「魔弾の射手」(ペーター・コンヴィチュニー演出)の主役マックスを務めるなど、新たな境地の開拓に挑戦し続けている。
コンサートでも、主要オケとの共演で高い評価を得ている他、テレビ・ラジオにも度々出演。2011/13/15年にウィーンオペラ舞踏会管弦楽団のニューイヤーコンサートのソリストとして舞台を飾った。2010年からは毎年、東京と大阪でリサイタルを開催し好評を得ている。
2013年平成天皇皇后両陛下御親覧のチャリティー・ボールで演奏しお言葉を賜る他、フィレンツェではイタリア元首相夫妻主催のコンサートに招かれた。
合唱団の指導者としては関西学院グリークラブ、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団、立教大学グリークラブ男声、同志社グリークラブ、法政大学アカデミー合唱団、東京アカデミー合唱団、しなの合唱団などのヴォイストレーナー、また大阪外国語大学グリークラブOB(東京)の指揮者として活躍している。
二期会会員。東京藝術大学オペラ専攻非常勤講師。二期会オペラ研修所講師。
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