ご挨拶

当団のサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

私達ワグネル・ソサィエティー男声合唱団は、日本最古の音楽学校以外の学生音楽団体として1901年に創立されて以来、高い知名度を保ちながら活動を続けてまいりました。

東京六大学合唱連盟定期演奏会、東西四大学合唱演奏会、定期演奏会の3つの大きな演奏会を中心に、最良の演奏をご提供することを目標に日々練習しております。大学から合唱を始めた合唱初心者も多く在籍する中、素晴らしい先生方による厳しくも温かいご指導もあって、演奏会では常に高い評価をいただいております。

その他にも他大学の合唱団やOBとの密な交流、各地からの依頼演奏への積極的な参加、TV出演、CDの制作、国内・海外の音楽祭への出演など、活動は多岐に渡ります。2019年には森田花央里先生作曲の『青い小径』を東西四大学合唱演奏会にて男声版委嘱初演、2021年には新実徳英先生作曲の『愛のうた—光太郎・智恵子— 男声合唱とフルート、クラリネット、弦楽オーケストラのために』を定期演奏会にて委嘱初演、昨年度の第149回定期演奏会ではミュージカルにも挑戦し、『レ・ミゼラブル』を演出・衣装を着けて、本格的に演奏いたしました。

149代キックオフから、春合宿などの各種イベントを無事に遂行し、また多方面からの依頼演奏もあり、数多くの演奏機会に恵まれました。これらはひとえに、日々温かいお力添えをいただいている皆様のおかげであると感じております。改めて感謝申し上げます。今年度は150代という節目の年でございます。その歴史と伝統、そして偉大な先輩方やご指導いただいた数多くの先生方が今日まで築き上げてこられた「ワグネル・トーン」を受け継ぎ、当団らしさを交えながら、合唱界全体を牽引する存在であり続ける所存です。これからも変わらぬワグネル、そして変わっていくワグネルを皆様に楽しみにしていただけるよう、精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

第150代責任者 長峯功季